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次世代ATM

高齢者など根強いニーズに対応

セブン銀行が次世代ATM

2019年9月16日(月) 3385号

NTTドコモとノキア、オムロンは、工場などの製造現場における5Gを活用した共同実証実験を実施する。この実証実験を通じて、高速・大容量、低遅延、同時多接続といった5Gならではの有用性と可能性を評価し、製造業が直面する課題の解決と、将来の製造現場で求められる通信技術の発展を目指す。
  
オムロンでは、工場オートメーション(FA)事業に力を入れているが、現在、FAは変革期を迎えている。
同社執行役員インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー技術開発本部長の福井信二氏は「そこには地政学的な影響もあるが、最も大きいのは熟練工不足であり、新興国での人件費高騰だ。これによりFAからの人離れが起き、労働力が不足している」と言及。将来への危機感を示す。
こうした事情から同社では、人と機械の融和を模索。機械が人の可能性や能力を引き出すFAを目指す構えを示す。
その姿を具現化するコンセプトとして現在は、「i―オートメーション」を推進。機械の自動化にベクトルを向け、ロボティクスやAI、IoTを活用した自動化を図り、人と機械の新しい協調に取り組んでいる。
そして、自動化をさらに促進する上で期待しているのが5Gだ。例えば、同社の工場では、自律型の搬送ロボットAMR(オートマス・モバイル・ロボット)が稼働している。ロボットが自律的に考えてモノを運ぶAMRでは、サーバと通信しながら、いろいろな制御を行っている。現状はWi―Fiでつないでいるが、台数を増やしたり、さらに高度な制御をするには、Wi―Fiでは限界がある。一方、5Gの特長である高速、低遅延、多数接続をうまく利用すれば、AMRをさらに進化させられる。
「そんな未来の姿を描いたのがレイアウトフリーというコンセプトだ。人間がもっと自由に、もっとクリエイティブに工場のレイアウトを考えられるようにしたい」と福井氏は話す。
今回の実証実験では、このような世界観の実現を目指すとしている。
  
また現在のオムロン工場にはIoTやICTが導入され、ディスプレイなどを見ながら作業ができるようになっているが、こうした環境をさらに進化させたコンセプト「リアルタイムコーチング」を促進したいとしている。
「5Gが標準になった場合、多品種少量生産は、データを取得し、人にフィードバックすることができる。それによって間違いやすい作業をAIがガイドしてくれる。さらに自分は何が得意で、不得意かがわかるので習熟度も上がり、楽しみながらものづくりができるようになる。そんな世界を5Gの特長を生かして実現したい」と福井氏は語る。

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