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かざして案内のデモ

ユニバーサルデザインを強化

羽田空港で実証実験

2017年8月14日(月) 3297号

東京国際空港ターミナル(羽田空港)と日本空港ビルデング、NTT、パナソニックは、情報ユニバーサルデザインに関する公開実証実験を開始した。
羽田空港国際線・国内線旅客ターミナルにおいて来年3月まで実施する。
東京国際空港ターミナルの安嶋新常務は「(羽田空港国際線ターミナルは)2010年にユニバーサルデザインのコンセプトに基づき、安全かつ円滑に利用できるターミナルを目指してオープンした。開港から現在まで、お客様の数は順調に伸びており、16年度は1544万人が利用。今後もさらなる伸張が予想される中、お客様の多様性も広がっている。こうした状況を踏まえて、サービス向上に向け、いろいろ取り組んでいるが、その一環として、ICT活用によるサービス高度化の検討を重ねている。今回の公開実証実験はその成果を紹介する場と位置づけている」と説明する。

具体的な成果の一つにNTTが開発した「かざして案内」が挙げられる。これはスマートフォンのカメラなどを港内の誘導看板・案内看板にかざすだけで、母国語で必要な情報を得ることを可能にする技術だ。
例えば交通情報などを母国語で閲覧でき、さらに、いまいる場所とターミナル全体を一目で把握できる立体地図や、ユニバーサルデザインに配慮したルート案内を利用することができる。
空港ターミナル公式ホームページ上にある「かざして案内」機能を利用することで、旅行客はアプリをインストールしなくても、そのままサービスを使うことができる。

パナソニックは、LinkRayを用いた訪日外国人向け交通案内を提供する。
LinkRayとは可視光通信技術を使い、LEDを光源とする照明器具やデジタルサイネージなどから送信されるID信号をスマートフォンで読み取り、かざすだけで素早く関連する情報を取得する技術だ。
実証実験では、空港に到着した外国人旅行客が最適な交通手段をスムーズに選択できるようにするためのワンストップ交通案内を多言語で提供し、その有効性を検証する。
また、京浜急行と連携。「羽田空港国際線ターミナル駅」においてスポットライト型のLinkRayを活用して、券売機上の路線図にスマートフォンをかざすだけで目的地までの経路を多言語で検索・案内するサービスを提供する。

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