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インサイトスクウェアで仕事をするプロダクトオーナー

協創型イノベーションを事業の柱に

NTTコムウェア

2019年6月17日(月) 3374号

NTTコムウェアは、アジャイル開発のための新たな拠点「COMWARE TO SPACE(コムウェア・トゥー・スペース)」を開設した。同社はNTTグループが推進するB2B2Xモデルの促進と、顧客のデジタルトランスフォーメーションの実現に向け、アジャイル手法による協創型イノベーションを将来的なビジネスの柱にする方針だ。その一環として2021年までにアジャイル開発人材を1500名規模に拡充するとしている。

COMWARE TO SPACE(コムウェア・トゥー・スペース)は同社のアジャイル開発エンジニアがアジャイル開発の活性化を目的に、これまでの知見と経験を生かして一からつくり上げた開発拠点だ。現在は七つのスクラムチームが、この拠点でアジャイル開発を行っている。
黒岩真人副社長は「協創型イノベーションを新たなビジネスの柱にするために当社ではBizDevOpSを実践している。そこではアジャイル開発が不可欠だ」とアジャイル開発の必要性を強調する。
同社はこれまでもアジャイル開発エンジニアの育成を研修と案件支援を通じて実践してきた。
「こうした営みの中で、ビジネスとITの連動の重要性を実感した」(黒岩副社長)。
そのためビジネスとITを連動させた研修を開講。デザインシンキング、スクラム開発を一気通貫で習得できる研修を行う。
またスキル認定制度「COMWARE TO AGILE(コムウェア・トゥー・アジャイル)」を新設。資格制度により社内外に認定の見える化を図り、2021年までにスキル認定者1500人を目指すとしている。
現状のアジャイル開発エンジニアは300人ほどなので、5倍に拡大させる公算だ。同社の売り上げに占めるアジャイル案件の割合は、現状1―3%ほどだが、21年には8%まで伸ばしたいとしている。
その一環として「場づくり」にも傾注。その流れの中で生まれたのがコムウェア・ トゥー・スペースだ。
同スペースの開設に携わった同社テレコム事業本部SOソリューション部の大森潤担当部長は「アジャイル案件を通じて気づいたことが2つあった。1つは、アジャイル開発、スクラム開発の成功のカギは、チームビルディングとコミュニケ―ションに尽きるということだ。もう1つはエンジニア間のオープンコミュニティの力だ。エンジニア同士が知識共有することで大きな力を発揮する」と言及。こうした気づきを踏まえて、同スペースでは、チームビルディングとコミュニケ―ションを活性化させ、パフォーマンスが最大化するような場づくりを意識している。
同スペースには5つのゾーンがある。特徴的なのは開発チームが作業する「ベースキャンプ」だ。チームのコミュニケーションを図るため、一つの机を囲んで顔を合わせながら作業できるつくりになっている。
またプロダクトオーナーが作業する「インサイトスクウェア」もポイントだ。プロダクトオーナーは、開発チームに必ず一人は必要な存在だが、商品企画などを担当することが多く、開発の仕事とは種類が異なる。
そのため各チームのプロダクトオーナーが集える場所を設けた。そこにいれば、プロダクトオーナー同士が情報を共有したり、仕事上の悩みを互いに相談することもできる。
またオープンスペース「ハブ」は、40名ほど収容できる大スペースだ。
普段は、休憩や打ち合わせで利用されることが多いが、同社のエンジニアが自発的にアイデアソンを開催するなどコミュニティの場にもなっているという。

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