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デモ中の屋内ドローン

屋内ドローンを活用した「T―FREND 」

NTT東日本、大成、ブルーイノベーション

2017年12月11日(月) 3312号

NTT東日本と大成、ブルーイノベーションの3社は、業界初の屋内ドローンを利用した社員健康管理サービス「T―FREND」を来年4月から試行サービスとして展開する。本格サービスは同年10月を予定。ドローンがオフィスの夜間定期巡回を行うことで、社員が残業をしていないかなどをチェックする。ビル内の深夜警備などにも応用できるとしている。 
  
屋内ドローンは、業界で初めて屋内飛行を実用化したもので、操縦者・GPSに頼らない自律飛行システム、高度なセキュリティ画像システムなど最新技術を搭載している。
社員健康管理サービス「T―FREND」は、ドローンがオフィスの夜間定期巡回を行うことで、社員が残業をしていないかなどをチェックする。オフィスの状況はドローンに搭載したカメラで撮影し、撮影した映像はクラウド上に保存される。
同サービスは、大成が申込受付から料金請求までワンストップで行う。
同社の加藤憲博専務は「当社は、ビルのメンテナンス会社だが、ビル内の夜間警備では、人手不足で苦労している。T―FRENDは、残業抑制だけでなく、深夜警備もかね合わせている。今後もドローンを活用した多様なサービスをつくっていきたい」と話す。
GPSが入らない場所でドローンの自動飛行を可能にした点が同サービスにおける最も画期的な部分だ。
この点についてブルーイノベーションの熊田貴之社長は「オフィス内に設置した電波発生装置を目印にして、ドローンが自己位置を推定し、設定されたルートを飛行する。夜間、暗闇でも自動飛行できるようにしたところが大きな特長だ」と説明する。
そのほか、自動離着陸の機能もポイントだ。ドローンが定位置にあるポートから自動で離陸して、オフィス内を巡回し、自動でポートに着陸する。ポートには充電機能を付加する予定だ。
ドローンの飛行険路の作成はアプリで簡単にできる。パソコンやタブレット端末などで、飛行経路を作成し、飛行開始時刻を設定するだけだ。
NTT東日本はクラウドへ閉域ダイレクト接続するネットワーク基盤を提供。同社千葉事業部コラボレーション推進部長の大村健太郎氏は「ドローンがオフィス内を飛び回り、社内の機密情報、社員の個人情報を撮影するので、こうした情報をいかに安全に安定的に届けるかが通信ネットワークのポイントになる」とコメントする。
具体的には、ドローンで撮影したフロア内の映像は光アクセスサービスと「ギガらくWi―Fi」「フレッツVPNプライオ」「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」を組み合わせたインターネット回線を使わない閉域ダイレクト接続にてクラウドサーバとセキュアに接続される。
簡単に説明すると、まずドローンが取得したデータは、センタ側で常時監視しているギガらくWi――Fiを通り、そこから光アクセスサービス、さらにフレッツVPNプライオというセキュアかつ安定的な通信を介して、最終的にはパブリッククラウド(T―FRENDではAWSを利用)にある映像蓄積サービスにダイレクトに接続する。ここでクラウドゲートウェイ クロスコネクトを活用。これによりインターネットを使わずに映像を送り届けることを実現している。

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